捨て方ノート
最終確認: 2026年9月6日約3分

東京23区で粗大ごみの手数料が安い区・高い区

同じソファでも区によって1,200円から2,300円まで開きがあります。19区の公表資料から主要品目の手数料を並べ、どこに差が出るのかを整理しました。

粗大ごみの手数料は区ごとに決まっています。同じ品目でも金額が違うことは知られていますが、どれくらい違うのかを並べた資料は見当たりません。

各区の公表資料から19区ぶんを集めて比べました。

ソファは区によって倍近い差がある

2人掛け相当のソファで比べると、いちばん安いのが足立区の1,200円、いちばん高いのが豊島区の2,300円でした。

金額区
1,200円足立
1,300円中央・板橋・練馬・大田・世田谷・新宿・台東
1,600円千代田
1,700円品川
1,800円墨田
2,300円文京・葛飾・北・江東・渋谷・杉並・豊島

1,300円の区がいちばん多く、そこから上下に散っています。

注意点があります。区によってソファの区分の切り方が違います。 世田谷区は「横幅70cm超150cm以下」、品川区は「幅90センチ以上」、豊島区は「二人用以上」。同じ2人掛けでも、どの区分に入るかは寸法で決まります。金額を比べる前に、自分のソファの幅を測ったほうが確実です。

小物ほど差が小さい

掃除機と照明器具は、19区中15区が400円で横並びでした。安いのは中央区の200円、千代田区・葛飾区・大田区の300円です。

差が出るのは大きいものです。

品目下限上限
掃除機・照明器具中央区 200円400円(15区)
自転車(16インチ以上)足立区 400円900円(15区)
ベッド(シングル)足立区 800円1,300円(15区)
ソファ(2人掛け)足立区 1,200円豊島区 2,300円
たんす・箱物家具足立区 800円中央区 3,200円

たんすの幅がいちばん大きく見えますが、これは区分の基準が違うためです。足立区は「高さと幅の合計が180cm以下」で800円、中央区は「360cm以上」で3,200円。同じ大きさのたんすを比べているわけではありません。

足立区が主要品目で下限だった

集めた19区のなかで、足立区は主要品目のすべてで最も低い金額でした。掃除機400円は横並びですが、ソファ1,200円、ベッド800円、自転車400円、たんす800円は、いずれもこの19区のなかで下限にあたります。

一方で高めに出たのは豊島区で、ソファ・ベッド・自転車のいずれも上限側にあります。

ただし、これは引越し先を選ぶ材料にはなりません。 粗大ごみを出すのは一生に何度もない出来事で、差額はせいぜい数千円です。家賃1か月ぶんにも届きません。

この比較が役に立つ場面は限られています。

改定は同時に起きる

もう1つ知っておくといいのは、23区の手数料が足並みをそろえて改定されることです。

令和5年10月1日、多くの区が同時に処理手数料を改定しました。品川区は電子レンジが600円から700円に、照明器具が300円から400円に、テーブルが600円から700円に上がっています。中野区も「令和5年10月1日から廃棄物処理手数料が変わりました」と告知しています。

つまり、数年前に調べた金額をそのまま覚えていると、実際より安く見積もっている可能性があります。

このサイトでは各ページに出典と最終確認日を出しています。確認日から日数が経っているページには注意書きが出るようにしてあるので、そこを見てから申し込んでください。

区で比べる意味があるとき

意味があるのは、引越しの前後どちらで捨てるかを選べるときです。

引越し元が2,300円の区で、引越し先が1,300円の区なら、運んでから捨てたほうが1,000円安くなります。大型品が3点あれば3,000円の差です。ただし、運搬費が上乗せされるなら意味がありません。荷造りの手間も増えます。

もう1つは、持ち込みが選べる区に住んでいるときです。練馬区はソファ2人用が収集1,300円に対して持込700円、北区は収集2,300円に対して持込2,000円、葛飾区は掃除機や照明器具が持込なら無料になります。車を出せるなら、こちらのほうが効きます。

自分の区の金額は地域から探すで確認できます。品目ごとに全区を並べたページは品目から探すにあります。

金額はすべて各区の公表資料を出典とし、確認日をページに記載しています。改定されることがあるので、申し込む前に公式ページで確かめてください。

布団やカーペットのように枚数と畳数で変わる品目は布団・カーペットの出し方に、自転車は自転車の処分と防犯登録に分けて書きました。

実際に処分する段になったら、粗大ごみ処理券の買い方と貼り方が次の手順になります。金額が分かっても、券の組み合わせで詰まる人が多いところです。

この記事の主な出典

出典の採用基準と訂正方法は編集・情報更新方針に記載しています。


本記事は公開時点で確認できる公開情報をもとに構成しています。料金・仕様は変更される場合があるため、契約前に必ず各サービスの公式サイトで最新の内容をご確認ください。

関連する記事