捨て方ノート
更新: 2026年8月28日最終確認: 2026年8月28日約3分

政令指定都市の粗大ごみ料金を比較|8市の実額

横浜・川崎・さいたま・千葉・大阪・名古屋・札幌・福岡の8市で、ソファや机の手数料を並べました。同じ品目でも3倍以上の差があり、市によって高い品目と安い品目が入れ替わります。

転勤で政令指定都市の間を移ると、粗大ごみの金額がまるごと変わります。

同じ品目で3倍以上の差があります。 しかも、どの市が高いかは品目によって入れ替わります。

8市の実額

掲載している政令指定都市8市を並べました。

品目横浜川崎さいたま千葉大阪名古屋札幌福岡
ソファ1,000円600円2,200円1,560円1,000円1,500円900円1,000円
ベッド1,000円600円550円—1,000円1,500円500円500円
机1,000円600円550円780円400円500円900円500円
自転車500円600円550円780円400円500円500円300円
電子レンジ500円600円550円390円400円1,000円500円500円
掃除機200円600円550円390円200円250円200円300円

金額は条件によって変わります。ソファは2人掛け以上、ベッドはマットレスを除いた枠のみ、机は両袖でないものの金額です。両袖机と学習机の料金差は別の記事で比べています。詳しい条件は各市のページに書いています。

千葉市のベッドは手数料一覧に記載がなく、受付センターへの問い合わせになります。

高い市が品目で入れ替わる

表を縦に見ると、市ごとの性格が出ます。

さいたま市はソファだけ突出して高い。 2,200円で8市の最高額ですが、ベッドは550円で最も安い部類です。これは、さいたま市が掲載220品目のうち213品目を550円にしている「ほぼ一律」の体系で、スプリング入りのソファーだけを例外にしているためです。

名古屋市は電子レンジが1,000円。 他市が400〜600円のところ、倍以上です。一方でソファは1,500円で中位、掃除機は250円で、この8市の中では下から2番目でした。

川崎市はすべて600円。 これは大きさだけで金額が決まる体系だからです。30〜49cmが300円、50〜179cmが600円、180cm以上が1,200円の3段階しかありません。同じ大きさなら、ソファも机も掃除機も同じ600円になります。掃除機が600円なのは8市で最も高く、ソファが600円なのは最も安いという結果になります。

掃除機で3倍の差が出る

小さい品目ほど差が大きく出ます。

掃除機は横浜市・大阪市・札幌市が200円、川崎市が600円で3倍です。

理由は体系の違いです。品目ごとに金額を決めている市は、小さいものを安くできます。大きさだけで決める川崎市は、小さい掃除機も「50〜179cm」の区分に入れば600円になります。

引越しで小物を多く出す人ほど、この差が効きます。 掃除機・扇風機・照明器具を3点出すと、横浜市は600円、川崎市は1,800円です。

名古屋市は2026年10月に改定される

掲載している金額は2026年9月収集分までのものです。

名古屋市は2026年10月1日収集分から手数料が改定されます。 10月以降に申し込む場合は市の改定案内を確認してください。

料金改定は予告なく起きます。掲載している金額には最終確認日を付けていますが、申し込む前に公式ページで確かめてください。

定義そのものが違う

金額の前に、何が粗大ごみになるかが揃っていません。

市粗大ごみになる基準
横浜市金属製品は最長辺30cm以上、金属以外は50cm以上
川崎市金属を含まないプラ製・木製で最長辺50cm未満は普通ごみ
さいたま市一辺90cm以上2m未満
千葉市指定袋に入れて口が結べないもの(寸法で決めない)
大阪市最大の辺または径が30cmを超えるもの
札幌市指定ごみ袋に入らないもの(100kg超・長さ2m超は対象外)

さいたま市の90cmは横浜市の3倍です。 横浜市で粗大ごみとして手数料を払っていた物の多くが、さいたま市ではもえないごみとして出せます。

詳しくは料金の決まり方が自治体で違うに書きました。

申込から収集までの日数も違う

金額だけでなく、待たされる日数も市で違います。

大阪市は申込から最短3日後(日曜を挟むと4日後)です。福岡市は1週間程度。 札幌市は収集希望日の2週間前から申し込めます。

引越し日が決まっているなら、ここが金額より効きます。 3日で済む市と 1週間かかる市では、逆算する時期が変わります。

受付の方法も揃っていません。8市すべてでインターネット受付がありますが、 横浜市はチャットとLINE、名古屋市はインターネットとチャットボット、 大阪市はファックスとはがきでも受け付けています。

支払い方法が変わる市がある

券を買って貼るのが基本ですが、券が要らない市も出てきました。

横浜市はインターネットとチャットから申し込むと、クレジットカードか PayPayで払えます。券を買いに行かずに済みます。

券の金額の種類も市で違います。大阪市は200円・400円・700円・1,000円の 4種類、さいたま市は550円券と1,100円券の2種類、福岡市は300円・500円・ 1,000円の3種類です。詳しくは処理券の買い方とオンライン決済に書きました。

引越し先で最初に見るもの

金額表を見る前に、次の順で確認すると無駄がありません。

まず定義。 引越し先で粗大ごみになる物の数が変わります。

次に体系。 品目ごとか、大きさか、重さか。調べ方そのものが変わります。

最後に金額。 ここで初めて表を見ます。

8市それぞれの手数料と申込方法は地域から探すにまとめています。同じ品目で市をまたいで比べたい場合は品目から探すから入ってください。

この記事の主な出典

出典の採用基準と訂正方法は編集・情報更新方針に記載しています。


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