捨て方ノート
更新: 2026年8月28日最終確認: 2026年8月28日約3分

粗大ごみの持ち込みは安いのか|無料の区と100円だけの区

粗大ごみを自分で持ち込むと安いのか、6区市の実額で比べました。江戸川区と葛飾区は掃除機や布団が無料、品川区はおよそ半額。ただし北区のように100円しか変わらない区もあります。

粗大ごみを自分で処理施設まで運ぶと、手数料が下がる自治体があります。

下がり方は自治体でまったく違います。無料になる区もあれば、100円しか変わらない区もあります。

無料になるのは、もともと安い品目

掲載している6区市のうち、持込が0円になるのは江戸川区と葛飾区です。

江戸川区は掲載29品目のうち14品目が、葛飾区は21品目のうち13品目が持込無料でした。

無料になるのは、収集だと400円の品目です。江戸川区では次のものが該当します。

掃除機、扇風機、照明器具、電子レンジ、傘立て、脚立、スーツケース、ベビーカー、チャイルドシート、布団、座布団、姿見。

引越しで出るものの多くがここに入ります。 4点まとめて運べば1,600円が0円になります。

葛飾区も同じ形で、いす・照明器具・スーツケース・掃除機・電子レンジ・布団が持込なら無料です。

高い品目ほど、割合としては下がらない

一方で、大きい家具は無料になりません。

品目江戸川区葛飾区品川区
ソファー(2人以上)2,300円 → 1,300円2,300円 → 1,200円1,700円 → 900円
シングルベッド1,300円 → 900円1,300円 → 700円1,200円 → 600円

品川区は収集のおよそ半額という分かりやすい形です。ソファーが1,700円に対して900円、シングルベッドが1,200円に対して600円になります。

練馬区も同じ考え方で、ソファー(2人用)が1,300円に対して700円です。

100円しか変わらない区もある

北区は持込の制度がありますが、下がり幅が小さいです。

ソファー(二人以上用)は収集2,300円に対して持込2,000円で、差は300円です。敷物・自転車・箱物家具はいずれも900円に対して800円で、100円しか変わりません。

車を出して運ぶ手間に見合うかどうかは、この差で決まります。

千葉市はさらに違って、持込も収集と同額です。安くはなりませんが、事前の申込が要りません。 平日9時〜16時と土曜9時〜12時に、1回10点まで直接持ち込めます。収集日を待たなくていいぶん、引越しの日程が動く場面では効きます。

回数と個数に制限がある

持ち込みは無制限ではありません。

江戸川区は1世帯につき1回10個まで、年度内3回までです。引越しでまとめて出したい場合、1回では収まらないことがあります。

千葉市は1回に最大10点までです。

制限は自治体ごとに違うので、運ぶ前に確認してください。 積んで持って行ってから断られると、往復が無駄になります。

事前の申込が要るかどうかも分かれる

持ち込みでも申込が必要な自治体があります。

横浜市には自己搬入ヤードが4か所(鶴見資源化センター、長坂谷・神明台・栄ストックヤード)ありますが、持ち込む場合も事前に粗大ごみ受付センターへの申込が必要です。割引があるかどうかは手数料表に書かれていません。

調布市はクリーンセンターへの持ち込みが10kgごとに税込300円ですが、前日までの予約が必要で、予約なしでは持ち込めません。

さいたま市も清掃センターへの持ち込みは重さで決まり、10kg以下は無料、超過分は10kgにつき100〜240円です。品目ごとの手数料とは別の体系になります。

運ぶ手間を金額に置き換える

持ち込みは「安くなる」だけでは決められません。運ぶ手間がかかります。

考えることは3つです。

車があるか。 ソファーやベッドは軽自動車に載りません。レンタカーを借りるなら、 その料金が差額を超えることがあります。江戸川区のソファーは収集2,300円が持込1,300円になりますが、 軽トラックを2時間借りれば、その差より高くつくことがあります。

運べる人がいるか。 大型家具は1人では積めません。ベッドやたんすは2人がかりになります。 二人で運べない場合の選択肢は別に書いています。

平日に動けるか。 持込先の受付は平日の日中が中心です。千葉市は土曜も9時〜12時に 開いていますが、日曜はどこも閉まっていることが多いです。

小さい品目をまとめて運ぶときに、持ち込みは一番効きます。 掃除機・扇風機・ 照明器具・布団のように、無料になる品目が複数あるなら、1回の往復で数千円変わります。 大型家具1点のために車を用意するのは、たいてい割に合いません。

判断の順番

持ち込むかどうかは、次の順で考えると迷いません。

まず、自分の自治体に持込の制度があるかを見ます。 掲載している35市区町村のうち、持込料金を公表しているのは6区市でした。制度がない自治体のほうが多数です。

次に、下がり幅を見ます。 無料になるなら運ぶ価値があります。100円なら、ガソリン代のほうが高くつきます。そもそも料金の決まり方が自治体で違うので、引越し先では同じ感覚が通じません。

最後に、回数制限と予約の要否を見ます。 ここで引っかかると計画が崩れます。

引越しの日程が決まっているなら、申込から収集までの日数も先に見ておいてください。持ち込みは収集日を待たずに済むので、間に合わないと分かったときの逃げ道になります。

自治体ごとの持込料金は地域から探すの各ページに載せています。品目ごとに比べたい場合は品目から探すから入ってください。

この記事の主な出典

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