引越しに粗大ごみの回収が間に合わないときの選択肢
引越し日が決まってから粗大ごみを申し込むと、収集日が引越し後になることがあります。間に合わないと分かった時点で取れる手を、費用と日数で並べました。
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引越しの準備で最後まで残るのは、たいてい大きい家具です。荷造りは前日でも何とかなりますが、粗大ごみだけは自分の都合で片付きません。
申し込んでから収集までに日数がかかるからです。
収集日は自分では選べない
粗大ごみは事前申込制で、収集日は自治体が指定します。希望日を出せる自治体もありますが、埋まっていれば次の枠になります。
問題は、その日数を公表していない自治体が多いことです。掲載している東京23区のうち、千代田区・中央区・港区・新宿区・大田区・豊島区のいずれも、公式ページに「申込から◯日」という記載がありません。受付センターに聞くまで分からない、というのが実際のところです。
だから「1週間前に申し込めば大丈夫だろう」という見積もりは危険です。繁忙期の3月と4月は特に埋まります。
まず受付センターに電話して、最短の収集日を聞いてください。話はそこからです。
引越し日に間に合わないと分かったら
取れる手は3つあります。順に見ていきます。
1つ目は、自治体の持ち込みです。 区の処理施設に自分で運ぶ方法で、収集を待つより早く、手数料も収集より安く設定されていることがあります。ただし車が要ります。ソファやベッドを軽自動車に積むのは現実的ではないので、品物の大きさ次第です。
2つ目は、売ることです。 製造から年数が浅く、動作して目立つ傷がないものは買い取りの対象になります。引き取りに来てもらえれば運び出しも解決します。ただし年数が経った大型家具は断られることが多く、あてにして日程を組むと詰みます。
3つ目は、引越し業者に引き取りを頼むことです。 見積もりの段階で不用品の引き取りを相談できる業者があります。引越し当日に一緒に持っていってもらえるので、日程の問題は起きません。費用は品目と業者によって変わります。
費用だけで選ぶと、たいてい失敗する
安い順に並べれば、自治体に出すのが一番です。ソファ1点で千代田区なら1,600円、新宿区なら1,300円です。業者に頼めばこれより高くつきます。
ただし、引越しの日程は動きません。
賃貸の明け渡し日を過ぎて部屋に物が残っていると、原状回復の費用を請求されることがあります。粗大ごみを数千円安く出すために明け渡しが遅れるなら、逆ざやです。
私なら、引越し3週間前を判断の締切にします。その時点で収集日が間に合わないなら、費用が上がっても業者側に寄せます。日程が読める選択肢のほうが、最終的に安くつくことが多いからです。
まとめて処分するなら見積もりを先に取る
処分するものが1点なら自治体、複数の大型品が残るなら引越し業者に一緒に相談したほうが手間が減ります。
引越し侍のような一括見積もりのサービスなら、複数社の条件を無料でまとめて確認できます。不用品の引き取りに対応しているかは業者ごとに違うので、見積もりを取る段階で伝えておくと話が早くなります。
なお、「無料で回収します」と告げて回りながら、積み込んだ後に高額な料金を求める事業者への注意が政府広報から出ています。町を回っているトラックに声をかけるのは避けてください。依頼するなら、一般廃棄物収集運搬業の許可を確認できる事業者に限ります。
次に確認すること
住んでいる市区町村の手数料と申込先は、地域から探すで確認できます。品目ごとの金額を先に知りたい場合は品目から探すから入ってください。
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の4品目については、そもそも粗大ごみとして出せません。これは別の手順になるので、家電4品目の処分手順を先に読んでおくと段取りが立てやすくなります。
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