捨て方ノート
最終確認: 2026年9月4日約3分

引越し1か月前から逆算する処分のスケジュール

粗大ごみの収集日は自分で選べません。引越し日から逆算して、1か月前・3週間前・2週間前・1週間前・前日に何を決めれば間に合うのかを、実際の区の運用に沿って並べました。

引越しの処分で失敗するのは、判断が遅れたときです。物が多いことでも、お金がないことでもありません。

収集日を自治体が決める以上、こちらにできるのは早く動くことだけです。

一人暮らしの退去でいくらかかるかは一人暮らしの引越しで出る粗大ごみの費用にまとめました。

1か月前:何を捨てるかを確定させる

まず、持っていく物と捨てる物を分けます。ここが決まらないと何も申し込めません。

迷っている物は「捨てる」に寄せたほうがうまくいきます。引越し先で置き場所が決まっていない大型家具は、運んだ後に結局捨てることになりがちです。運搬費を払ってから捨てるのが一番もったいない結果です。

同時に、家電4品目があるかを確認してください。エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機。この4つは市区町村が回収しないため、別の経路を用意する必要があります。ここを見落とすと後半で詰まります。

売る予定の物があるなら、動くのはこの週です。査定に日数がかかり、断られる可能性もあるためです。

3週間前:受付センターに電話して収集日を押さえる

粗大ごみの申込はここが山です。

多くの区は、申込から収集までの日数を公表していません。掲載している千代田区・中央区・港区・新宿区・大田区・豊島区も、公式ページに日数の記載がありませんでした。電話かインターネット受付で、最短の収集日を確認するしかありません。

3月と4月は転居が集中して枠が埋まります。この時期に引越すなら、1か月前の時点で押さえておくほうが安全です。

収集日が引越し日を越えるようなら、この時点で別の手を考えます。判断はここでつけてください。

2週間前:間に合わないなら業者側に寄せる

自治体の収集が間に合わないと分かったら、経路を切り替えます。

処分するものが複数の大型品なら、引越し業者に一緒に頼むのが手数として楽です。見積もりの段階で不用品の引き取りを相談できます。引越し侍では複数社の見積もりを無料でまとめて取れるので、対応の可否と金額をこの時期に比べておくと選びやすくなります。

依頼先を選ぶときは、一般廃棄物収集運搬業の許可を確認できるかを見てください。無許可の事業者による高額請求について政府広報が注意喚起を出しています。判断材料はこちらにまとめました。

1週間前:処理券を買って貼る

自治体に出すなら、有料粗大ごみ処理券をコンビニなどで購入します。品目ごとに金額が違うので、申込時に案内された枚数を買います。

券には受付番号や氏名を書いて、品物の見やすい場所に貼ります。当日の朝に慌てて買いに行くと、取扱店が開いていない場合があります。 前の週に済ませておくのが無難です。

大型家具は、玄関や指定の集積所まで自分で運ぶ必要があります。一人で動かせるかをこの時点で試しておいてください。無理なら人手を頼む段取りが要ります。

前日:出す場所と時間を確認する

指定された日の朝、指定された場所に出します。時間は自治体によって違い、朝8時までとしているところもあります。

雨の日でも収集はありますが、紙製の処理券がはがれると持っていってもらえないことがあります。テープで補強しておくと確実です。

賃貸なら管理会社への確認も同時に進める

処分の段取りと並行して、確認しておくことがあります。

備え付けの設備を捨ててしまわないこと。 入居時から付いていたエアコン、照明器具、カーテンレールは部屋の設備であることがあります。撤去すると原状回復として請求されます。

エアコンを外す場合は事前に相談すること。 自分で設置したエアコンでも、取り外し後の壁の穴の扱いを聞いておく必要があります。

粗大ごみの一時保管ができるかを聞くこと。 収集日まで共用部に置いておけるかは建物によります。置けない場合、室内に残したまま引越し当日を迎えることになります。

この3つは電話1本で済みます。1か月前の段階で聞いておくと、後半の選択肢が狭まりません。

この段取りが崩れるとき

一番多いのは、家電4品目に前日まで気づかないケースです。粗大ごみの品目一覧に載っていないので、申し込んだつもりになっていることがあります。

次に多いのが、収集枠が想定より先だったケース。これは電話1本で分かります。1か月前に確認しておけば、選択肢が残っている状態で対応できます。

住んでいる市区町村の手数料と申込先は地域から探すで確認できます。品目ごとの金額は品目から探すから入ってください。

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