捨て方ノート
最終確認: 2026年9月18日約3分

たんす・食器棚の手数料は「サイズの測り方」で決まる

収納家具は区ごとに5段階前後の区分があり、測る辺の組み合わせも違います。どこを測ればいいのか、区分をまたぐと金額がどれだけ動くのかを整理しました。

たんすの手数料を調べようとすると、金額が1つに決まりません。「高さと幅の合計が135cm以下なら400円」といった書き方になっているためです。

つまり、先に測らないと金額が分かりません。

測る辺が区で違う

厄介なのは、どの辺を足すかが区によって違うことです。

北区・江東区・台東区・墨田区・荒川区は「高さと幅の合計」。世田谷区は「最大辺とその次に長い辺の合計」。目黒区は「最大2辺の合計」。杉並区にいたっては「高さ・幅・奥行きの合計」で、3辺すべてを足します。

同じたんすでも、区が変われば当てはまる区分が変わります。

奥行きを含めるかどうかは金額に直結します。奥行き45cmのたんすなら、杉並区では他区より45cm大きい数字で判定されることになります。

1段階違うと金額は2倍近く動く

区分の刻み方はおおむね共通していて、5段階です。北区を例にすると、こうなります。

高さと幅の合計手数料
135cm以下400円
180cm以下900円
270cm以下1,300円
360cm未満2,300円
360cm以上3,200円

135cmと136cmで、400円と900円に分かれます。1cmで倍以上です。

メジャーで測るときは、いちばん外側の寸法を取ってください。 取っ手や飾りが出っ張っていれば、それも含みます。目分量で「たぶん180cm以下」と申告して、当日に測り直されると面倒です。

「箱物家具」でまとめている区がある

たんすという品目名がない区もあります。

江東区、北区、荒川区、足立区、文京区、墨田区は「箱物家具」という区分にまとめていて、そこにたんす、食器棚、書棚、本棚、チェスト、戸棚、下駄箱、カラーボックス、レンジ台などが全部入ります。

一方、台東区や中野区、目黒区、杉並区は「押入たんす」「食器棚」「書棚・本棚」を別々の品目として立てています。金額の刻みは同じでも、申し込むときの品目名が違います。

自分の区の一覧に「たんす」がなければ、「箱物家具」を探してください。 これを知らないと「うちの区にはたんすの項目がない」と詰まります。

解体しても安くならない

サイズで決まるなら、ばらせば安くなるのでは、と考える人がいます。

これは効きません。世田谷区は「解体した物でも解体前の大きさが基準です」と明記しています。多くの区で、解体しても取り扱いは変わりません。

解体が意味を持つのは別の場面です。最大辺が長すぎて収集対象外になる場合、切断すれば受け付けてもらえることがあります。杉並区は「最大辺が220cmを超えるものは切断・解体してください」、目黒区は「一辺200cm以上は解体必要」としています。

解体した部品はまとめて縛って出します。ばらばらのままだと点数が増えて追加料金になる区があります。

引き出しの中身を空にする

見落としがちですが、これで収集を断られることがあります。

品川区は「引き出しなどに付属品以外の物がある場合、内容物が確認できない場合には回収を見送らせていただきます」としています。中身が入っていると重量も変わり、運び出せません。

引き出しは抜いて別に出すのか、本体に入れたままでいいのかも区によります。申し込みのときに聞いておくと確実です。

「箱物家具」に何が入るか

区が挙げている例を並べると、範囲の広さが分かります。

荒川区の「箱物家具」の説明にはこう書かれています。オーディオラック、カラーボックス、すきま家具、キャビネット、下駄箱、サイドボード、本棚、食器棚、戸棚、たんす、チェスト、ロッカー、脇机、ガス台、流し台、仏壇、ペット小屋、物置(解体した物)、レンジ台。

つまり、四角い収納物はほぼすべてここに入ります。

自分が捨てたい物の名前が一覧にないとき、まず「箱物家具」の説明文を読んでください。そこに含まれていることが多いです。

江東区も同様に、テレビ台や電話台まで箱物家具に含めています。逆に言えば、テレビ台という品目を探しても見つからない区がある、ということです。

メジャーを持って1周する

やることは単純です。捨てる収納家具の高さ・幅・奥行きを測り、自分の区が足す辺を確認し、区分表に当てはめる。

16区ぶんの金額はたんすのページに並べています。食器棚と本棚を別に立てている区は食器棚と本棚のページで確認できます。

測ったあとの申し込みで詰まったときは、粗大ごみを出し忘れた・回収されなかったときの対処を見てください。寸法の申告違いは残される原因の1つです。

この記事の主な出典

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