捨て方ノート
最終確認: 2026年9月12日約3分

一人暮らしの引越しで出る粗大ごみと、かかる費用の目安

ワンルームから引越すとき、何が粗大ごみになり、合計でいくらかかるのか。新宿区の実額を使って最小構成と家具込みの場合を積み上げ、備え付け設備を捨てないための確認点も添えました。

ワンルームの荷物は少ないので、粗大ごみもたいした額にならない。そう思っていると、合計を見て驚きます。

一辺30cmを超えるものは、たいてい粗大ごみです。

何が粗大ごみになるか

まず線引きです。多くの区で、一辺がおおむね30cmを超えるものが粗大ごみになります。この基準だと、思っているより多くのものが該当します。

掃除機、電子レンジ、照明器具、スーツケース、いす、布団。どれも粗大ごみです。ワンルームでも、この6点はほぼ確実に出ます。

一方で、家電4品目(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機)は粗大ごみに出せません。市区町村が回収しないためで、これは別の手順になります。

よくある組み合わせで計算する

新宿区の金額で、ワンルームによくある構成を積み上げてみます。

最小構成(布団・掃除機・照明器具・スーツケース)は、400円×4で1,600円。

家具も捨てる場合(上に加えてベッド本体1,300円・ベッドマット1,300円・机900円・カラーボックス相当の箱物家具900円)は、合計6,000円になります。

ソファがあれば、さらに1,300円。区によっては2,300円です。

一人暮らしでも、部屋を空にすると5,000円から8,000円あたりに着地します。これは自治体に出した場合の金額で、業者に頼めばもっとかかります。

安く済ませたいなら順番がある

まず、持っていくものと捨てるものを分けます。 引越し先で置き場所が決まっていない大型家具は、運搬費を払ってから捨てることになりがちです。

次に、捨てると決めたものを売れるか確かめます。 製造から年数が浅く動作するものは買い取りの対象になります。ただし査定に日数がかかり、断られる可能性もあるので、引越しが決まった直後に動く必要があります。

3つ目に、持ち込みが選べる区かを確認します。 練馬区や北区は自分で運べば収集より安くなり、葛飾区は掃除機や照明器具が持込なら無料です。車を出せるなら効きます。

最後に、残ったものを粗大ごみとして申し込みます。

布団と衣装ケースを忘れやすい

見落としやすいものが2つあります。

布団は、たたむと小さく見えるので普通ごみに出せそうな気がしますが、粗大ごみです。300円から400円の区が多く、金額としては小さいものの、申し込みを忘れると当日に部屋に残ります。

衣装ケースは、区によって「箱物家具」に含まれます。プラスチック製の引き出しでも、サイズによっては粗大ごみです。世田谷区は「衣装箱」として2辺の合計で400円から2,300円まで分かれています。

捨てるつもりのものを、部屋の中で一度全部並べてください。 数え漏れはここでしか気づけません。

家具付き物件から出るときの注意

見落としやすいのが、備え付けの設備を捨ててしまうケースです。

賃貸に最初から付いていたエアコン、照明器具、カーテンレール、物干し竿。これらは部屋の設備であって自分の物ではないことがあります。退去時に撤去すると、原状回復として請求されます。

契約書か管理会社への確認が先です。判断がつかないものは、そのまま置いていけば問題になりません。

逆に、自分で買い足した照明やカーテンレールは持ち主が自分なので、置いていくと「残置物」として撤去費用を請求されることがあります。どちらか分からないものを、勝手に判断しないでください。

入居時の写真が残っていれば、それが一番早い確認方法になります。

最初の1点を決める

やることが多く見えますが、最初にやるのは1つだけです。

いちばん大きいもの——たいていはベッドかソファ——を、いつ、どの方法で処分するか決める。これが決まると残りは付いてきます。逆にここが決まらないと、小物をいくら整理しても部屋は空きません。

自分の区の金額は地域から探すで確認できます。品目ごとに全区を並べたページは品目から探すにあります。

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